“堕(オ)” の例文
旧字:墮
この松王に、吉右衛門の源蔵を並べて見る実検前後の幸福感——まことに日月いまだ地に堕(オ)ちず、歌舞妓の王土亡びずの愉悦の情を深く覚えた。
手習鑑評判記 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
地上(ツチノウヘ)に堕(オ)ちて朽ちけむ 菓(クダモノ)の瓤(ウリワタ)くろめて、蟻のむらがる﹆
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)