“嗟歎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さたん62.5%
なげき25.0%
なげかひ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれはいまチビ公の嗟歎(さたん)を聞き、覚平の薄幸(はっこう)を思うとこの世ははたしてそんなにけがらわしきものであるかと考えずにいられなかった。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
宵の鐘暁の鳥も聞くに悲く、春の花秋の月も眺むるに懶くて、片親無き児の智慧敏きを見るにつけ胸を痛め心を傷ましめしが、所詮は甲斐無き嗟歎(なげき)せんより今生は擱(さしお)き後世をこそ助からめと
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
眼(め)を据(す)ゑて毛虫(けむし)啄(つ)む嗟歎(なげかひ)のほろほろ鳥(てう)よ。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)