“嗅(け)” の例文
この置場の入口を少し嗅(け)えで見て、その足でお店(たな)の奉公人たちを一人残らず洗って来い。
「女の頬にこの呪文——お、そりゃあそうと、あの高札のこったがの、あんなべら棒な物を立てやがった張本人はいったいどこのどなた様だか、彦、御苦労だがお前ちょっと嗅(け)いで来てくんろ。」
「御同役、まあ、ちょっくらこけえらを嗅(け)えでみるとしょうか。」
釘抜藤吉捕物覚書:11 影人形 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「ようがす。ひとつ、嗅(け)えで歩きましょう。」
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)