“哩(わ)” の例文
日頃の本望も遂げむことは難く、我が鎗(やり)も太刀も草叢(くさむら)に埋もるるばかり、それが無念さの不覚(そぞろ)の涙じゃ哩(わ)、今日より後は奥羽の押え
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
男を慕(した)ふ女の心はいつも男の居所(いどころ)ぢや哩(わ)、疾(はや)く、口をあけて、さあ、吐(は)かぬか、えゝ、業畜(ごうちく)。
二世の契 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)