“古船”の読み方と例文
読み方割合
ふるぶね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうじゃねえとは言わねえ。ともかくだれ一人気をつけていた者はなかったんだ。で、外を見ると、驚いたな! あの古船(ふるぶね)はいねえんさ。
が、船(ふな)べりを舐(な)めて這(は)ふやうに、船頭がかんてらを入れたのは、端の方の古船(ふるぶね)で。
光籃 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「船を乗り上げるにゃ持って来いの処(とこ)があらあ。細かな平たい砂地で、ちっとの風もねえし、ぐるりにゃあずっと樹があるし、あの古船(ふるぶね)の上にゃ庭みてえに花が咲いてるぜ。」