“剔(ぬ)” の例文
見ずや、きみ、やかなの鋭き匕首(あいくち)をもって、骨を削り、肉を裂いて、人性(じんせい)の機微を剔(ぬ)き、十七文字で、大自然の深奥(しんおう)を衝(つ)こうという意気込の、先輩ならびに友人に対して済まぬ。
灯明之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)