“凋(か)” の例文
しかし、よく考えてみると、やっと二十歳(はたち)になったばかりで、父も母もなく、伯父の家に身を寄せている倭文子の心が、日陰に咲く花のようにだんだん凋(か)れ萎(しな)びて行くのは、当然のように思われた。
第二の接吻 (新字新仮名) / 菊池寛(著)