“兼(が)” の例文
「ついては兼(か)ね兼(が)ね御約束の通り、今日は一つ私にも、不老不死(ふろうふし)になる仙人の術を教えて貰いたいと思いますが。」
仙人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
何時か私は村田君と、この籐椅子に坐っていたら、兼(か)ね兼(が)ね恐れていた南京虫に、手頸を二三箇所やられた事がある。しかしまず芝居の中は、大体不快を感じない程度に、綺麗だと云って差支ない。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)