“兕(じ)” の例文
それが弁信法師の頭へピンと来たものですから、杖を止めてその小首をかしげたのですが、これは、虎(こ)でもなければ兕(じ)でもありませんでした。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「詩に、兕(じ)に匪(あら)ず虎に匪ず、彼の曠野に率(したが)う、という句があるが覚えているかの。」
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)