“停(や)” の例文
筆者はこの辺で長い前置きを停(や)めて、まず白昼の銀座街を振り出しのR事件第一景について筆をすすめてゆこうと思う。
流線間諜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
丁度公園では歌が停(や)んだところであったが、聴衆がひどく喝采(かっさい)して止(や)まないので、同じ歌がまた始めから繰り返された。
みれん (新字新仮名) / アルツール・シュニッツレル(著)
この五時になると、景気のいいものも落ち目のやつも一せいに手を停(や)めて、各自持ち札の総計(トウタル)をとらなければならない。赤一枚を五十エスクウドにかぞえ、白が三十、黒が十のこと札(テップ)面のとおりだ。
とにかく私は気がついて、銀玉を見ることを停(や)めてしまった。
ゴールデン・バット事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「……」ジュリアは泣くのを停(や)めた。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「みんな、停(や)めろッ!」
火薬船 (新字新仮名) / 海野十三(著)