“倒(の)” の例文
と、いきなり段の口へ、青天の雷神(かみなり)が倒(の)めったように這身(はいみ)で大きな頭を出したのは、虎の皮でない、木綿越中の素裸(すっぱだか)——ちょっと今時の夫人、令嬢がたのために註しよう——唄に……
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)