“伸(ノ)” の例文
其波の青色の末が、自(オノ)づと伸(ノ)し上る様になつて、頭の上まで拡がつて来てゐる空だ。其が又、ふり顧(カヘ)ると、地平をくぎる山の外線の、立ち塞つてゐる処まで続いてゐる。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
トリツク怒濤(ドトウ)、実(ジツ)ハ楽(タノ)シキ小波(サザナミ)、スベテ、コレ、ワガ命(イノチ)、シバラクモ生(イ)キ伸(ノ)ビテミタイ下心(シタゴコロ)ノ所為(ショイ)、東京(トウキョウ)ノオリンピック見(ミ)テカラ死(シ)ニタイ、読者(ドクシャ)ソウカト軽(カル)クウナズキ、深(フカ)キトガメダテ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
遲々として、併し忘れた頃に、俄かに伸(ノ)し上るやうに育つのは、蓮の葉であつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫、釈迢空(著)
遲々として、併し忘れた頃に、俄かに伸(ノ)し上るやうに育つのは、蓮の葉であつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
遅々として、併し忘れた頃に、俄かに伸(ノ)し上るやうに育つのは、蓮の葉であつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其波の青色の末が、自(オノ)づと伸(ノ)しあがるやうになつて、あたまの上までひろがつて来てゐる空である。ふり顧(カヘ)ると、其が又、地平をくぎる山の外線の立ち塞つてゐるところまで続いて居る。