“つゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ツヱ
語句割合
杖70.9%
笻18.2%
筇9.1%
警杖1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私も、窓から顔を出して見ましたら、一人の工夫がシャベルを両手で杖(つゑ)にして、線路にまっすぐに立ち、笑ってこっちを見てゐました。
化物丁場 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
其時(そのとき)に俄盲目(にはかめくら)の乞食(こじき)と見えまして、細竹(ほそたけ)の笻(つゑ)を突(つ)いて年齢(とし)の頃(ころ)は彼是(かれこれ)五十四五でもあらうかといふ男、見る影もない襤褸(すぼろ)の扮装(なり)で、何(ど)うして負傷(けが)を致(いた)しましたか
七月朔日(ついたち)四更に発す。冷水(ひやみづ)峠を越るに風雨甚し。轎中唯脚夫の筇(つゑ)を石道に鳴すを聞のみ。夜明て雨やむ。顧望(こばうする)に木曾の碓冰(うすひ)にも劣らぬ山形なり。六里山家(やまが)駅。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
巡羅(じゆんら)が警杖(つゑ)もねぶたげに
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)