“ぎふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
岐阜81.3%
妓夫15.6%
義父3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは中々の美人で、日本などへ来るには勿体(もったい)ない位な容色(きりょう)だが、何処で買ったものか、岐阜(ぎふ)出来の絵日傘を得意に差していた。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
これは東栄が所謂(いわゆる)性悪(しょうわる)をして、新造花川に負(そむ)いたために、曲輪(くるわ)の法で眉(まゆ)を剃(そ)り落されそうになっているところである。鴫蔵(しぎぞう)竹助の妓夫(ぎふ)が東栄を引き立てて暖簾(のれん)の奥に入る。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
ジェーンは義父(ぎふ)と所天(おっと)の野心のために十八年の春秋(しゅんじゅう)を罪なくして惜気(おしげ)もなく刑場に売った。蹂(ふ)み躙(にじ)られたる薔薇(ばら)の蕊(しべ)より消え難き香(か)の遠く立ちて、今に至るまで史を繙(ひもと)く者をゆかしがらせる。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)